味なニッポン戦後史
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Bibliographic Information
味なニッポン戦後史
(インターナショナル新書, 140)
集英社インターナショナル , 集英社 (発売), 2024.4
- Title Transcription
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アジナ ニッポン センゴシ
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Prefectural University of Hiroshima Library and Academic Information Center
383.81/Sh21110093395
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Note
雑誌『サイゾー』およびウェブメディア『サイゾーpremium』の連載「味なニッポン戦後史」(2022年5月~2023年3月)を加筆・修正し、第7章を書き下ろしたもの
主要参考文献: p221
Description and Table of Contents
Description
塩味、甘味、酸味、苦味に続く第五の味覚「うま味」は日本で発見された。かつお節や昆布のうま味を抽出した「だし」は和食の伝統とされ、今や「UMAMI」は世界共通語になっている。しかし、うま味の発見者が開発した「味の素」は、なぜ国民から敬遠されたのか?食糧難から高度成長、バブル崩壊、格差の拡大へ―。世相とともに日本人の味の嗜好も揺れ動いてきた。基本五味に辛味、脂肪味を加えた味覚の変遷をたどれば、新たな「戦後ニッポン」が見えてくる!
Table of Contents
- 第1章 “うま味”「味の素」論争と「だし」神話
- 第2章 “塩味”「自然塩」幻想と「減塩」圧力
- 第3章 “甘味”甘くておいしい、甘くなくておいしい
- 第4章 “酸味”酢に忍び寄るフードファディズム
- 第5章 “苦味”日本のビールとコーヒーは「大人の味」か
- 第6章 “辛味”引いては熱くなる激辛ブーム
- 第7章 “脂肪味”「体にいい油・悪い油」の迷宮
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