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味なニッポン戦後史

澁川祐子著

(インターナショナル新書, 140)

集英社インターナショナル , 集英社 (発売), 2024.4

Title Transcription

アジナ ニッポン センゴシ

Available at  / 55 libraries

Note

雑誌『サイゾー』およびウェブメディア『サイゾーpremium』の連載「味なニッポン戦後史」(2022年5月~2023年3月)を加筆・修正し、第7章を書き下ろしたもの

主要参考文献: p221

Description and Table of Contents

Description

塩味、甘味、酸味、苦味に続く第五の味覚「うま味」は日本で発見された。かつお節や昆布のうま味を抽出した「だし」は和食の伝統とされ、今や「UMAMI」は世界共通語になっている。しかし、うま味の発見者が開発した「味の素」は、なぜ国民から敬遠されたのか?食糧難から高度成長、バブル崩壊、格差の拡大へ―。世相とともに日本人の味の嗜好も揺れ動いてきた。基本五味に辛味、脂肪味を加えた味覚の変遷をたどれば、新たな「戦後ニッポン」が見えてくる!

Table of Contents

  • 第1章 “うま味”「味の素」論争と「だし」神話
  • 第2章 “塩味”「自然塩」幻想と「減塩」圧力
  • 第3章 “甘味”甘くておいしい、甘くなくておいしい
  • 第4章 “酸味”酢に忍び寄るフードファディズム
  • 第5章 “苦味”日本のビールとコーヒーは「大人の味」か
  • 第6章 “辛味”引いては熱くなる激辛ブーム
  • 第7章 “脂肪味”「体にいい油・悪い油」の迷宮

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