古典の再生
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書誌事項
古典の再生
文学通信, 2024.3
- タイトル別名
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The revival of the classics
- タイトル読み
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コテン ノ サイセイ
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注記
その他の執筆: Edoardo Gerlini, Robert Huey, Andassova Maralほか
収録内容
- 再生する古典
- 古典×再生=テクスト遺産 過去文化の復興を理解するための新パラダイム / エドアルド・ジェルリーニ
- 十八-十九世紀における王朝文学空間の再興 / 盛田帝子
- 琉球における日本古典文化の受容 / ロバート・ヒューイ
- 翻訳にみる古典の再生 / アンダソヴァ・マラル
- イメージとパフォーマンス
- 絵巻と『徒然草』絵注釈の間 / 楊暁捷
- 人麿画像の讃の歌 / 佐々木孝浩
- 霊媒 〈メディウム〉 としての古典 / ジョナサン・ズウィッカー
- 江戸期における十二単の変遷 / 佐藤悟
- 源氏物語再生史
- 『阿仏の文』から『源氏物語』へ / 田渕句美子
- 『源氏物語』享受史における詞の表象 / 松本大
- 樋口一葉と『源氏物語』 / 兵藤裕己
- 江戸文学のなかの古典
- 柴野栗山の復古論 / 山本嘉孝
- 紀行文の中の古典 / ユディット・アロカイ
- 上田秋成における 〈古典〉 語り / 飯倉洋一
- WEBでの古典再生
- 古典本文をWEBに載せる / 永崎研宣, 幾浦裕之, 藤原静香
内容説明・目次
内容説明
古典はいかに再生されてきたか、古典をいかに再生すべきか。この国際シンポジウムでは、その歴史を振り返り、未来に向けて、わたしたちがなすべきことを、日本の古典を学ぶ海外の人々とともに、国際的な視野からも考えようとしたものである。
目次
- 1 再生する古典(古典×再生=テクスト遺産 過去文化の復興を理解するための新パラダイム;十八‐十九世紀における王朝文学空間の再興;琉球における日本古典文化の受容;翻訳にみる古典の再生―『古事記』と『日本書紀』の翻訳を中心に)
- 2 イメージとパフォーマンス(絵巻と『徒然草』絵注釈の間―デジタルアプローチの試みをかねて;人麿画像の讃の歌;霊媒“メディウム”としての古典―初期テレビと一九五六年の幽霊;江戸期における十二単の変遷―『筐底秘記』を中心に現代の装束に至る)
- 3 源氏物語再生史(『阿仏の文』から『源氏物語』へ;『源氏物語』享受史における詞の表象―色紙形の事例を中心に;樋口一葉と『源氏物語』―方法としての和歌)
- 4 江戸文学のなかの古典(柴野栗山の復古論―江戸幕府の儒臣と朝廷の文物;紀行文の中の古典―江戸時代女性旅日記を例に:上田秋成における“古典”語り)
- 5 WEBでの古典再生(古典本文をWEBに載せる―TEIガイドラインに準拠したテキストデータ構築)
「BOOKデータベース」 より