医師の「献身」 : ポーランド建国と草の根知識人1890-1920

書誌事項

医師の「献身」 : ポーランド建国と草の根知識人1890-1920

福元健之著

(プリミエ・コレクション, 129)

京都大学学術出版会, 2024.3

タイトル別名

Social engagements of medical doctors : building Poland and rank-and-file intelligentsia (1890-1920)

医師の献身 : ポーランド建国と草の根知識人1890-1920

タイトル読み

イシ ノ「ケンシン」 : ポーランド ケンコク ト クサ ノ ネ チシキジン 1890-1920

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注記

博士論文 (京都大学, 2018年度) をもとにしたもの

欧文タイトルは英文要旨による

折り込図1枚

参考文献: Column末

文献リスト: p353-375

収録内容

  • 医師からみるポーランド近代史
  • 「地方」に科学を伝える : ウッチ市の医師の歴史的位相
  • 労働者家庭に介入する : 医師の実践と構想
  • モラルと営利を両立する : 医師の職業倫理
  • 都市の政治に参加する : 失業者支援と市民委員会
  • 制度を設計し、実行する : 転機としての第一次世界大戦
  • 子どもを保護する : 再建期の食堂・国際支援・医師
  • 医師の「献身」の意味

内容説明・目次

内容説明

地方医師たちの目は、国家の建設へと向けられた。ポーランドのマンチェスターと呼ばれた多民族都市ウッチ。地方医療を牽引した医師たちは、労働者家庭の子どもの貧困や結核、衛生問題と対峙した。彼らはやがて自治体の行政に参画し、新生国家の屋台骨を支えることになる。医師の“専門労働”からポーランド史を刷新する画期的叙述。

目次

  • 医師からみるポーランド近代史
  • 第1部 地域医療の模索(一八九〇‐一九一四年)(「地方」に科学を伝える―ウッチ市の医師の歴史的位相;労働者家庭に介入する―医師の実践と構想;モラルと営利を両立する―医師の職業倫理)
  • 第2部 都市自治の追求(一九〇五‐一九二〇年)(都市の政治に参加する―失業者支援と市民委員会;制度を設計し、実行する―転機としての第一次世界大戦;子どもを保護する―再建期の食堂・国際支援・医師)
  • 医師の「献身」の意味

「BOOKデータベース」 より

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