我々の死者と未来の他者 : 戦後日本人が失ったもの
著者
書誌事項
我々の死者と未来の他者 : 戦後日本人が失ったもの
(インターナショナル新書, 137)
集英社インターナショナル , 集英社 (発売), 2024.4
- タイトル読み
-
ワレワレ ノ シシャ ト ミライ ノ タシャ : センゴ ニホンジン ガ ウシナッタ モノ
大学図書館所蔵 件 / 全25件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
注記
集英社クオータリー『kotoba』の連載「我々の死者 (を超えて)」(2021年夏号-23年秋号) を大幅に加筆・修正したもの
内容説明・目次
内容説明
なぜ日本人は、気候変動問題に対する関心が低いのか。そのヒントは司馬遼太郎や村上春樹らの小説、さらに『鬼滅の刃』『虹色のトロツキー』などのマンガ作品にあった。「未来を変えること」と「過去を新たに見出すこと」は別のものではない。両者は同じ対象を二つの側面から眺めたのであり、その視線は緊密に結びついている。日本人が切り捨ててきた“我々の死者”、そして“未来の他者”をキーワードに、過去・未来と現在との「分断」の正体を暴く。
目次
- 第1章 “死者”を欠いた国民
- 第2章 トカトントンは鳴り響く
- 第3章 二段階の哀悼―その意義と限界
- 第4章 仮象としての大衆
- 第5章 青みどろだけがいた
- 第6章 スロウ・ボートは中国に着いたか
「BOOKデータベース」 より