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「世界史」の哲学

大澤真幸 [著]

(講談社文芸文庫, [おZ5])

講談社, 2024.4

  • 4: イスラーム篇

タイトル別名

世界史の哲学

タイトル読み

「セカイシ」ノ テツガク

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注記

底本: 講談社, 2015年4月刊

初出: 「群像」2013年10月号-2014年9月号 (2014年1月号をのぞく)

シリーズ番号はブックジャケットによる

収録内容

  • イスラーム篇

内容説明・目次

内容説明

神自身が信仰を投資に喩えるイスラーム教のもとで、どうして逸早く資本主義が発達しなかったのか。クリスチャンの息子達を集めて皇帝の忠実な親衛隊に育て上げたオスマン帝国の「デヴシルメ」はなぜ実現可能だったのか。法を重視し、法に徹底した情熱を注ぎこんだはずのイスラーム圏で、「法の支配」がなぜ崩壊したのか。など、イスラーム社会構造の本質に迫る。シリーズ第四弾!

目次

  • 第1章 贖罪の論理
  • 第2章 純粋な一神教
  • 第3章 “投資を勧める神”のもとで
  • 第4章 「法の支配」をめぐる奇妙なねじれ
  • 第5章 「法の支配」のアンチノミー
  • 第6章 人間に似た神のあいまいな確信
  • 第7章 預言者と哲学者
  • 第8章 奴隷の軍人
  • 第9章 信仰の外注
  • 第10章 瀆神と商品
  • 第11章 イスラームと反資本主義

「BOOKデータベース」 より

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