田辺元 : 社会的現実と救済の哲学
著者
書誌事項
田辺元 : 社会的現実と救済の哲学
(プリミエ・コレクション, 126)
京都大学学術出版会, 2024.3
- タイトル別名
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Tanabe Hajime
田辺元の宗教哲学 : 倫理と宗教の転換媒介
- タイトル読み
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タナベ ハジメ : シャカイテキ ゲンジツ ト キュウサイ ノ テツガク
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注記
博士論文「田辺元の宗教哲学 : 倫理と宗教の転換媒介」(京都大学, 2022年) に加筆・修正を行ったもの
田辺元著作目録: p327-336
参考文献: p337-341
収録内容
- 倫理と宗教
- 絶対無の形成と変容
- 理性の絶対批判に基づく「哲学ならぬ哲学」
- 救済の絶対媒介性
- 宗教的社会存在論の展開
- 宗教的社会存在論の構造
- 救済の社会存在論的構造
- 個の救済の展開
- 結論
内容説明・目次
内容説明
京都学派のもうひとつの礎、田辺元の社会存在論。「種の論理」「懺悔道」「死の哲学」と展開する田辺哲学とは何か。“倫理と宗教”と“社会存在論”という二つの焦点から田辺元の思索全体に一貫した筋道を見出し、その全貌を示す。
目次
- 倫理と宗教―田辺哲学を貫く課題
- 第1部 田辺哲学の基本原理―絶対転換・絶対批判・絶対媒介(絶対無の形成と変容;理性の絶対批判に基づく「哲学ならぬ哲学」;救済の絶対媒介性)
- 第2部 宗教的社会存在論の解明(宗教的社会存在論の展開―「種の論理」から「愛の論理」へ;宗教的社会存在論の構造;救済の社会存在論的構造―「真の個」の生成と性質;個の救済の展開―実存協同としての類の拡大)
「BOOKデータベース」 より