古代中国の"死者性"の転倒 : 戦国秦漢期における死生観の変遷

書誌事項

古代中国の"死者性"の転倒 : 戦国秦漢期における死生観の変遷

池澤優著

汲古書院, 2024.3

タイトル別名

Reversal of the “deadship" in ancient China : changes of the ideas of life and death in Zhanguo, Qin, and Han periods

古代中国の死者性の転倒 : 戦国秦漢期における死生観の変遷

タイトル読み

コダイ チュウゴク ノ シシャセイ ノ テントウ : センゴク シンカンキ ニオケル シセイカン ノ ヘンセン

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注記

参照文献一覧: p867-885

人名索引: p887-891

収録内容

  • プロローグ
  • 殷周時代の祖先崇拝と葬送儀礼のメカニズム
  • 戦国時代の死生観の変化
  • 紀元前3世紀の死者が蘇る話
  • 前漢時代の告地文
  • 香港中文大学文学館蔵「建初四年序寧簡」
  • 後漢時代の買地券と鎮墓文
  • 描かれた死後世界
  • 墓碑と墓葬題記における顕彰の構造
  • エピローグ

内容説明・目次

目次

  • プロローグ(本書の対象と目的;古代中国に他界観はなかったか―銭穆の場合;本書の構成と方法論)
  • 第一章 殷周時代の祖先崇拝と葬送儀礼のメカニズム(天命と祖先祭祀;『儀礼』士喪・既夕・士虞の葬礼儀礼;『儀礼』特性饋食の祖先祭祀;小結)
  • 第二章 戦国時代の死生観の変化―先行研究を踏まえつつ(魂と魄―余英時;戦国時代の社会変動―杜正勝;『儀礼』少牢饋食の祖先祭祀;墓室構造の変化と墓祭―蒲募州・黄暁芬・巫鴻;死後の永生―マイケル・ローウィ、小南一郎、伊東清司;死生観の類型論―康韻梅)
  • 第三章 紀元前3世紀の死者が蘇る話(甘粛省天水放馬灘一号墓『丹』;北京大学蔵秦簡『泰原有死者』;宗教職能者による喪葬改革運動;九店楚簡「告武夷」;コンスタンス・クックと来国龍の解釈)
  • 第四章 前漢時代の告地文(告地文釈文・注釈;告地文の他界観)
  • 第五章 香港中文大学文学館蔵「建初四年序寧簡」(序寧簡釈文・注釈;序寧簡の全体的構成;序寧簡が表す死生観)
  • 第六章 後漢時代の買地券と鎮墓文(契約文書としての買地券;喪葬儀礼の一環としての鎮墓文;“呪符”としての瓶―鎮墓瓶の墓内配置;初期道教と鎮墓文;鎮墓文と六朝志怪;鎮墓文・買地券の時代的変化と継続性;結論的考察―後漢時代の鎮墓文・買地券の基本論理と世界観)
  • 第七章 描かれた死後世界―帛画・壁画・画像石(崑崙山への昇仙というテーマ;神話的要素というテーマ;祠堂祭祀というテーマ;門番というテーマ;旅というテーマ;画像と道教)
  • 第八章 墓碑と墓葬題記における顕彰の構造(墓碑の基本的性格;墓碑に描かれる死者;ケネス・ブラッシャーによる漢代の「死者性」理解;小結―死後の救済儀礼としての立碑)
  • エピローグ(戦国秦漢時代の死生観の変化は何を表していたのか;中国的聖俗観念―「絶地天通」神話)

「BOOKデータベース」 より

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