近世の楽人集団と雅楽文化

書誌事項

近世の楽人集団と雅楽文化

山田淳平著

吉川弘文館, 2024.5

タイトル別名

近世雅楽文化の研究

タイトル読み

キンセイ ノ ガクジン シュウダン ト ガガク ブンカ

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注記

2018年京都大学に提出した学位論文『近世雅楽文化の研究』をもとに成稿したもの

索引: 巻末p1-13

収録内容

  • 近世雅楽史研究の課題
  • 近世三方楽所の成立過程
  • 近世三方楽所の組織構造
  • 近世楽人領の性格
  • 紅葉山楽人考
  • 近世における奏楽統制
  • 近世武家雅楽の普及と展開
  • 徳川吉宗の琴楽再興
  • 近世大嘗会における雅楽曲再興
  • 近世三方楽所における家芸の特質
  • 近世雅楽界の構造

内容説明・目次

内容説明

宮廷社会で育まれた雅楽は、近世に至り全国的に階級を超えて広く受容されるようになった。徳川幕府の庇護のもと楽人集団が組織されると、多くの楽曲や種目が再興し音楽論・音楽思想も深められた。朝廷・幕府・寺社を視野に収めて楽人への支配関係と彼らの身分、参勤形態などを検討。また、彼らが素人門弟といかなる関係を築いたのかを探る。

目次

  • 序章 近世雅楽史研究の課題
  • 第1部 楽人集団の構造(近世三方楽所の成立過程;近世三方楽所の組織構造;近世楽人領の性格;紅葉山楽人考)
  • 第2部 雅楽普及の構造(近世における奏楽統制;近世武家雅楽の普及と展開)
  • 第3部 雅楽をめぐる文化構造(徳川吉宗の琴楽再興―享保期朝幕関係の一齣;近世大嘗会における雅楽曲再興;近世三方楽所における家芸の特質―享和年間「抜頭」一件をめぐって)
  • 終章 近世雅楽界の構造

「BOOKデータベース」 より

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