自壊する欧米 : ガザ危機が問うダブルスタンダード
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自壊する欧米 : ガザ危機が問うダブルスタンダード
(集英社新書, 1211A)
集英社, 2024.4
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ジカイ スル オウベイ : ガザ キキ ガ トウ ダブル スタンダード
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Description and Table of Contents
Description
二〇二三年一〇月七日、パレスチナ・ガザのイスラム主義勢力ハマスが、占領を強いるイスラエルに対して大規模な攻撃を行った。イスラエルは直ちに反撃を開始。しかし、その「自衛」の攻撃は一般市民を巻き込むジェノサイド(大量虐殺)となり、女性、子どもを問わない数万の犠牲を生み出している。「自由・平等・博愛」そして人権を謳いながら、イスラエルへの支援をやめず、民族浄化を黙認し、イスラエル批判を封じる欧米のダブルスタンダードを、中東、欧州移民社会の専門家とアメリカ政治、外交の専門家が告発。世界秩序の行方とあるべき日本の立ち位置について議論する。
Table of Contents
- 10・7が可視化した暴力の世界
- 序章 イスラエル・ハマス戦争という世界の亀裂(ガザとハマス;何がテロか?誰がテロリストか? ほか)
- 第1章 対談 欧米のダブルスタンダードを考える(イスラエルはパレスチナに勝てるのか?;繰り返される、開戦と攻撃のための虚偽 ほか)
- 第2章 対談 世界秩序の行方(反ユダヤ主義の変奏としての反イスラム主義;民主主義のための殺戮の歴史を直視できない欧米 ほか)
- 終章 リベラルが崩壊する時代のモラル・コンパスを求めて(イスラエルのジェノサイドを問う裁判;ジェノサイドを否定するアメリカ ほか)
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