犯罪学と精神医学史研究

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犯罪学と精神医学史研究

影山任佐著

金剛出版, 2017.12

  • 2

タイトル読み

ハンザイガク ト セイシン イガクシ ケンキュウ

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注記

文献あり

江口襄略歴: p261

小田晋先生ご略歴: p293

内容説明・目次

内容説明

人間学を欠いた犯罪学は罔く、科学を欠いた犯罪学は殆い。犯罪精神医学の展延と深化の追求のなかで著者が提唱してきた「総合犯罪学」から「統合犯罪学」への道程と、フランス精神病理学の泰斗アンリ・エーの器質・力動論を導きの糸に、犯罪学史・精神医学史の草叢にわけいり、没理論的精神医学の現状に抗して、犯罪学・精神医学の精緻化の鍵とその基盤となる人間学を探索する。有機的に重層する各章を通して、著者の壮大な理論的・実践的構想を垣間見る論集の第二弾。

目次

  • 第1部 犯罪学編(「総合犯罪学」と「統合犯罪学」—統合理論・統合人間学;日本犯罪学会および犯罪学の歴史的研究(日本犯罪学会誕生と犯罪精神医学の先駆者—杉江董;第二期日本犯罪学会と葛藤犯罪学の先駆者—菊地甚一))
  • 第2部 精神医学史編(器質・力動論と有機・精神力動論的人間学;用語「精神医学」をめぐって ほか)
  • 第3部 精神保健編(臨床犯罪学の重要性—地域精神医療のさらなる充実と初犯防止のために/佐世保と名古屋の女子学生による殺人事件に思う;相模原障害者福祉施設大量殺人事件に思う—地域精神医療のさらなる推進と臨床犯罪学、総合犯罪学そして統合犯罪学の展開)
  • 第4部 エッセイ編(先達を偲ぶ;読書の楽しみ ほか)

「BOOKデータベース」 より

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