古典文学研究の対象と方法
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古典文学研究の対象と方法
花鳥社, 2024.3
- タイトル読み
-
コテン ブンガク ケンキュウ ノ タイショウ ト ホウホウ
大学図書館所蔵 全15件
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注記
その他の編者: 佐藤道生, 高田信敬, 中川博夫
収録内容
- 伝寂蓮筆六半切『古今和歌集』断簡 : 藤原基俊本に関わる本文の集成と補考 / 久保木秀夫著
- 尊円親王筆『風雅和歌集』断簡拾遺 : 『風雅和歌集校本と研究』補遺(二) / 石澤一志著
- 勅撰和歌集と巻子装 : 続稿 / 佐々木孝浩著
- 『和漢朗詠集』粘葉本と近衛本との関係 : 文字の崩し方・書に関する考察 / 山本まり子著
- 『源氏物語歌合』丙本に関する若干の考察 / 中島正二著
- 万葉集の文学圏 : 有間皇子詠と追和歌群の採録 / 池田三枝子著
- 類聚古集長歌の片仮名訓 / 新沢典子著
- 歌合判者が自歌を判ずるとき : 俊成と定家の判詞を中心に / 幾浦裕之著
- 『俊成卿女集』自撰部と『源氏物語』 : 巻頭・巻軸歌群再読 / 田口暢之著
- 久明親王の和歌 / 中川博夫著
- 歌会作法の変遷 : 飛鳥井家一首懐紙三行五字説を例に / 川上一著
- 室町・戦国の武家と歌合 : 冷泉為和判歌合をめぐって / 小川剛生著
- 将軍への詩歌献上 : 寛政三年中秋良夜詩歌をめぐって / 一戸渉著
- 『顕注密勘』の「今案」 / 新田奈穂子著
- 『毎月抄』の「読者」考 / 渡邉裕美子著
- 「冷泉家流伊勢物語古注」はいかなる意味で「冷泉家流」か / 舘野文昭著
- 里人は車きよげに : 『枕草子』の表現基盤 / 高田信敬著
- 入内拒否をめぐる天皇・東宮側の反応 : 竹取・うつほから源氏物語へ / 栗本賀世子著
- 『平家物語』伝貞敦親王筆切 : 紹介と考察 / 平藤幸著
- 活字から見た嵯峨本 : 『徒然草』とその前後 / 小秋元段著
- 小松帝説話をめぐって / 河田翔子著
- ポルトハイム財団民族学博物館蔵『舌切雀絵巻(仮)』について : 嶺田楓江と舌切雀説話 / 杉山和也著
- 湛睿説草と『発心集』『唐物語』 / 高橋悠介著
- 雲に乗る織女の誕生 : 董永説話の織女イメージの変容をめぐって / 宇野瑞木著
- 王朝漢語の源泉 : 句題詩の世界 / 佐藤道生著
- 干支異名考 : 観世流謡本「正保耶査本」を契機として / 伊倉史人著
- 祇園南海作新井白石六十寿賀詩について / 堀川貴司著
- 姮娥奔月の故事と破題表現 : 「偸艶」の背景 / 山田尚子著
- 五弓雪窓の見た明治初期東京漢詩文壇 : 関西大学図書館蔵『晩香館日記』を手がかりに / 合山林太郎著
- 古城坦堂蔵書の旧蔵者について / 住吉朋彦著
- 「乱れ碁」と盤上遊戯乱碁と囲碁 : 正徹を起点とする連歌表現とその源氏寄合化 / 生田慶穂著
- 宗因「春やあらぬ」連歌百韻考 : 前書「奥州紀行」との関わりを中心に / 深沢了子著
- 許六自筆「詩句文巻」からみる彦根蕉門の幕開け / 牧藍子著
- 森川許六『和訓三体詩』序跋にみえる歌論と詩論について / 金文京著
- 小沢蘆庵と松村呉春の画賛 : 作品としての書簡 / 加藤弓枝著
- 義門『活語指南』における和歌の俗語訳 / 遠藤佳那子著
- 盗賊「柿木金助」の系譜 : 金の鯱の鱗を盗んだ男 / 神林尚子著
- 九女八の「高橋お伝」 / 佐藤かつら著
内容説明・目次
内容説明
上代から近世まで、38名の研究者による、文献に基づく実証的な論考群。対象が明示されているもの、そうではないもの。方法論が表立つもの、そうではないもの。それら全体が、古典文学研究の対象と方法のありようを、浮かび上がらせる。
目次
- 本のこと―書物・伝本・断簡
- 和歌と歌学
- 物語・随筆・説話
- 漢詩と漢学
- 連歌と俳諧
- 近世の雅俗
「BOOKデータベース」 より