無益な知識
著者
書誌事項
無益な知識
(アウシュヴィッツとその後, 第2巻)
月曜社, 2024.2
- タイトル別名
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Une connaissance inutile
- タイトル読み
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ムエキナ チシキ
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注記
デルボー年表: p219-228
デルボー主要著作: p259-260
引用・参考文献: p260-261
内容説明・目次
内容説明
アウシュヴィッツとラーフェンスブリュックへの強制収容体験を経て、その記憶を書きしるすことで証言したフランス人レジスタンス女性、シャルロット・デルボー。ともに逮捕された夫を銃殺され、一緒に闘った仲間たちを次々と喪った彼女は、収容所内で演劇を上演し、パンと引き換えに本を手に入れる。あらゆるものを剥ぎとられてなお、戯曲を暗唱し、詩を想起する。「息を引きとった者たちは歌わない。でも、息を吹き返すやいなや演劇を上演するのだ」―死の知識の無益さに抗う、文学の力。
目次
- 男たち
- “私は彼に言ったものだ”
- “何て裸だろう”
- “牢獄の敷居で”
- “私は彼に呼びかけたものだ”
- “私は羨ましい”
- “私は彼を与えなかった”
- “英雄のために泣くこと”
- “私は自分自身に問いかけたものだった”
- “あなたたちにわかるはずないでしょう”
- “私はまた泣いた”
- “私は彼を愛していた”
- “彼は死んだ”
- “愛に痛みに”
- 切られた首のラ・マルセイエーズ
- 到着の朝
- “地獄では”
- イヴォンヌ・ブレックに
- 他者たちへの感謝
- “死ぬことは何でもない”〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より