闘争のインターセクショナリティ : 森崎和江と戦後思想史
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書誌事項
闘争のインターセクショナリティ : 森崎和江と戦後思想史
青土社, 2024.4
- タイトル読み
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トウソウ ノ インターセクショナリティ : モリサキ カズエ ト センゴ シソウシ
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注記
2023年3月、大阪府立大学大学院人間社会システム科学研究科に提出した博士論文『共闘する言葉 : 森崎和江における筑豊時代の思想と方法』をもとに、加筆修正をおこなったうえでまとめたもの
内容説明・目次
内容説明
出逢い、聞き、書き記す。森崎和江の仕事をまなざすと、その思想にインターセクショナリティの萌芽を見出すことができる。フェミニズムやポストコロニアル思想などの系譜を繙くことで浮かび上がるものは何か。戦後思想史を更新する、俊英による画期の書。
目次
- 序章 交差する集団
- 第1章 翻訳としての聞き書き―『まっくら』というはじまりについて
- 第2章 非所有を所有する、あるいは女たちの新しい家
- 第3章 流民を書く、土地とともに書く―労働力流動化と“運動以後”の時代に
- 第4章 抵抗の地図―沖縄闘争と筑豊
- 第5章 「ふるさと」の「幻想」―流民としての「からゆきさん」をめぐって
- 第6章 方法としての人質―あるいは「自由」をめぐって
- 終章 森崎和江を書き継ぐ
「BOOKデータベース」 より