草木成仏の思想 : 安然と日本人の自然観

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草木成仏の思想 : 安然と日本人の自然観

末木文美士著

サンガ新社, 2024.5

タイトル読み

ソウモク ジョウブツ ノ シソウ : アンネン ト ニホンジン ノ シゼンカン

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注記

サンガ文庫 2017年刊の再刊

参考文献: p267-268

内容説明・目次

内容説明

「草木などの植物も仏になる」という草木成仏論は、いつ、どのように生まれてきた思想なのか?―それは単なる「自然の賛美」でもなければ、「日本古来の自然観」でもない。平安時代に注目され、議論されてきたその思想を根拠から問い直し、自然との向き合い方を再考する。

目次

  • 第1章 「山川草木」と「草木国土」
  • 第2章 草木は自ら発心・成仏するか―安然『斟定草木成仏私記』の世界
  • 第3章 草木成仏説の基礎付け―安然の密教思想と草木成仏
  • 第4章 日本人の自然観と草木成仏
  • 第5章 自然と災害を考える
  • 付 現代語訳『斟定草木成仏私記』

「BOOKデータベース」 より

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