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後期日中戦争

広中一成 [著]

(角川新書, [K-354] . 太平洋戦争下の中国戦線||タイヘイヨウ センソウカ ノ チュウゴク センセン ; [1])

KADOKAWA, 2021.4

タイトル読み

コウキ ニッチュウ センソウ

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注記

記述は6版(2021.9)による

シリーズ番号はブックジャケットによる

本書関連年表: p[265]-[267]

参考文献一覧: p269-277

内容説明・目次

内容説明

日本人は、日中戦争を未だ知らない。1937年の盧溝橋事件、南京事件や38年の重慶爆撃までは有名だ。しかし、41年12月の太平洋戦争開戦後、中国戦線で日本軍がどのような作戦を展開していたのかは、対米戦の陰に隠れ、意外な程に知られていない。主要作戦に従軍し続けた名古屋第三師団の軌跡から、泥沼の戦いとなった中国戦線の実像を気鋭の中国史研究者が描く。空白を埋める新たな日中戦争史!

目次

  • 第1章 最初の敗北—第二次長沙作戦(因縁の長沙;日中両軍の作戦部隊の戦力比較;「天炉」の中へ;長沙攻略戦;長沙突入と敗走)
  • 第2章 細菌戦の戦場—浙〓作戦(大本営のプライドをかけた戦い;敵味方を苦しめた細菌戦)
  • 第3章 暴虐の戦場—江南殱滅作戦と廠窖事件(江南の敵野戦軍を撃滅せよ;「太平洋戦争期で最大の虐殺」はあったか)
  • 第4章 毒ガス戦の前線—常徳殱滅作戦(明確な戦略なき作戦;第六戦区主力との戦い;常徳城の占領)
  • 第5章 補給なき泥沼の戦い—一号作戦(大陸打通作戦)(一号作戦;湘桂作戦)

「BOOKデータベース」 より

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