書誌事項

自由とセキュリティ

杉田敦著

(集英社新書, 1215A)

集英社, 2024.5

タイトル読み

ジユウ ト セキュリティ

内容説明・目次

内容説明

新型コロナウイルス感染症の蔓延やロシアのウクライナ侵攻以降、人々が強く欲したセキュリティ。しかし、それと引き換えに脅かされたのは、自由と多様性だった―。本書は、権力論・自由論研究の第一人者である著者が、ミル、ホッブズ、ルソー、バーリン、シュミット、フーコーという六名の政治思想家の名著をアクチュアルに読解。権力の一元化への衝動が強まる昨今の状況に一石を投じる。真偽不明な情報や言説が飛び交う中、よりよく生きるための羅針盤は、古典の言葉にこそある。

目次

  • 第1章 ミル『自由論』を読む
  • 第2章 ホッブズ『リヴァイアサン』他を読む
  • 第3章 ルソー『社会契約論』他を読む
  • 第4章 バーリン「二つの自由概念」他を読む
  • 第5章 シュミット『政治的なものの概念』を読む
  • 第6章 フーコー『社会は防衛しなければならない』を読む

「BOOKデータベース」 より

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