ロシア文学の教室
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ロシア文学の教室
(文春新書, 1457)
文藝春秋, 2024.5
- タイトル読み
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ロシア ブンガク ノ キョウシツ
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内容説明・目次
内容説明
戦争のさなかで、文学を学ぶことになんの意味があるのか?社会や愛をどう語れるというのか?読者を作品世界にいざなう不思議な「体験型」授業を通じて、この戦争の時代を考えるよすがを教えてくれる青春小説にして異色のロシア文学入門。
目次
- シラバス・初回ガイダンス
- 大通りの幻―ニコライ・ゴーゴリ『ネフスキイ大通り』
- 仄暗い森のなか―アレクサンドル・プーシキン『盗賊の兄弟』と抒情詩
- 孤独な心のひらきかた―フョードル・ドストエフスキー『白夜』
- 距離を越える声―アレクサンドル・ゲルツェン『向こう岸から』
- 悪魔とロマンティック―ミハイル・レールモントフ『悪魔』
- 布団から出たくない―イワン・ゴンチャロフ『オブローモフ』
- 恋にめちゃくちゃ弱いニヒリスト―イワン・ツルゲーネフ『父と子』
- 土埃に舞う問い―ニコライ・ネクラーソフ『ロシヤは誰に住みよいか』
- やり直しのないこの世界―アントン・チェーホフ『初期短編集』
- 心の奥の多声―マクシム・ゴーリキー『どん底』
- 温室の夢―フセヴォロド・ガルシン『アッタレア・プリンケプス』ほか
- よみがえるときまで―レフ・トルストイ『復活』
- 成績評価―夏休みの名探偵?
「BOOKデータベース」 より