福沢諭吉 : 「一身の独立」から「天下の独立」まで

Bibliographic Information

福沢諭吉 : 「一身の独立」から「天下の独立」まで

中村敏子著

(集英社新書, 1216C)

集英社, 2024.5

Other Title

福沢諭吉 : 一身の独立から天下の独立まで

福沢諭吉「一身の独立」から「天下の独立」まで

福沢諭吉一身の独立から天下の独立まで

Title Transcription

フクザワ ユキチ : 「イッシン ノ ドクリツ」 カラ 「テンカ ノ ドクリツ」 マデ

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Note

引用文献・参考文献: p185-187

Description and Table of Contents

Description

幕末から明治にかけて、来るべき近代国家の在り方を構想した大思想家、福沢諭吉。既存の研究では、彼の武士としての前半生は、ほとんど重視されてこなかった。だが、未知の文明の受容と理解を可能にするためには、何らかの器が必要だったはずだ。本書では、福沢の中で儒学の枠組みと西洋がいかに響き合い、どのような変化がもたらされたかを丹念に描く。家族や男女関係など「私的領域」を含む社会を見据え、西洋思想の直輸入ではない「自由」と「独立」への道筋を示した、鮮烈な福沢諭吉論の誕生!

Table of Contents

  • 1 福沢の前半生―「一身にして二生を経る」(『文明論之概略』緒言)
  • 2 西洋から学ぶ―「文字は観念の符号」(「福沢全集緒言」)
  • 3 『中津留別の書』―「万物の霊」としての人間
  • 4 『学問のすすめ』―自由と「一身の独立」
  • 5 『文明論之概略』―文明と「一国の独立」
  • 6 「徳」論の変化―「主観の自発」か「客観の外見」か
  • 7 男女関係論―「一家の独立」
  • 8 理想社会としての「文明の太平」―「天下の独立」

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