野犬の仔犬チトー
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野犬の仔犬チトー
光文社, 2024.5
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ヤケン ノ コイヌ チトー
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Description and Table of Contents
Description
親を看取った、夫も見送った、子どもたちは独立した。根っこのない寂しさをひしひしと感じる六十代半ば。女ひとり、自然と寄り添い、犬猫と暮らす日々。生まれたり死んだり、咲いたり遊んだりする生きものたちの傍にいると、自分自身の「生きる」もしっかと受け止められる。そんな人生を楽しむ比呂美さんの家に、野犬の仔犬がやって来た。不自由だけど、「生」があふれている。ワンオペ、シニア、多頭飼い。野山から来た怯えたいのちが家族となった三年間の記録。
Table of Contents
- 1 森のお母さんに教わった知恵
- 2 おれがママの代わりになるよ
- 3 いいじゃない、しあわせならば
- 4 うちはうち、よそはよそ
- 5 たったひとつ救ったところで
- 6 ここにいるけどここにいない
- 7 火を見つめるコヨーテのように
- 8 あの表情を見たくないのだ
- 9 すべての計画はファンタジー
- 10 笑って、跳ねて、走って、誘って
- 11 三大欲求が寂しさを埋める
- 12 犬猫のいない便利、いる充実
- 13 生きてることはむだじゃない
- 14 動植物園に住み込まない?
- 15 おかあさんだ、生きてたんだ
- 16 最果ての老後、犬猫どうする?
- 17 この家には、犬二匹、猫二匹
- 18 あとは野となれ山となれ
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