鏡としての『日本書紀』
著者
書誌事項
鏡としての『日本書紀』
風媒社, 2024.5
- タイトル別名
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鏡としての日本書紀
- タイトル読み
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カガミ トシテノ ニホン ショキ
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内容説明・目次
内容説明
歴史は「未来の鏡」である。最古の史書「記・紀」をひもとき、古代日本=倭の置かれた地政・歴史的背景から、その文脈に隠された真の意味を解読する。歴史にふれるとは、その過去を糺し、将来の教訓として学ぶことである。
目次
- 第1章 闕史八代とはどんな時代か―「綏靖」から「開化」まで
- 第2章 二人の入彦がつくりだしたもの
- 第3章 「景行」とヤマトタケルの史的実像―付として神武東征の実相
- 第4章 「応神」と任那利権の成り立ち―神功皇后は実在したか
- 第5章 転換期としてのホムタ系天皇時代
- 第6章 最強天皇「雄略」とその陰に咲く哀花―「雄略」はどんな大王だったか
- 第7章 蘇我臣と尾張連の対抗、そしてその狭間
- 第8章 蘇我の権力独占と任那問題の帰趨
- 第9章 崇佛と非佛の狭間に揺れる社会
- 第10章 白村江の悲劇を考える
- 第11章 新東夷圏の形成と倭の模索
- 第12章 古代でもっとも輝いた女帝「持統」とアマテラス
- 第13章 書き残されてきたことと短い結論
「BOOKデータベース」 より