抒情の変容 : フランス近現代詩の展望
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抒情の変容 : フランス近現代詩の展望
幻戯書房, 2024.6
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ジョジョウ ノ ヘンヨウ : フランス キンゲンダイシ ノ テンボウ
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その他の著者: 中野芳彦, 五味田泰, 山口孝行, 森田俊吾, 中山慎太郎
Contents of Works
- 抒情詩、抒情性、抒情主体 / 廣田大地著
- ボードレール『悪の花』における抒情主体 / 廣田大地著
- 未完を名指す詩 / 中野芳彦著
- 十九世紀抒情詩と「詩は音楽のように(Ut musica poesis)」 / 五味田泰著
- ピエール・ルヴェルディからアントワーヌ・エマーズへ / 山口孝行著
- フランス現代詩における抒情詩と叙事詩の交叉点 / 森田俊吾著
- スウィングする主体 / 中山慎太郎著
Description and Table of Contents
Description
時代を越えて浮かび上がる抒情の多面性。ボードレール、バンヴィル、ユゴー、ルヴェルディ、フォラン、レダ、エマーズら19世紀から21世紀までのフランス近現代詩をめぐり、「抒情詩(po´esie lyrique)」「抒情性(lyrisme)」「抒情主体(sujet lyrique)」の三つの詩学概念を問う、フランス文学研究者6名の論考がひびきあうフランス抒情詩論集。
Table of Contents
- 序章 抒情詩、抒情性、抒情主体―各概念の成立について(廣田大地)
- 第1章 ボードレール『悪の花』における抒情主体―あらたなディスクール構造へ(廣田大地)
- 第2章 未完を名指す詩―ヴィクトル・ユゴーの抒情性(中野芳彦)
- 第3章 十九世紀抒情詩と「詩は音楽のように(Ut musica poesis)」―民謡から詩的シャンソン、そして独自の抒情詩句へ(五味田泰)
- 第4章 ピエール・ルヴェルディからアントワーヌ・エマーズへ―あるリリスムの系譜(山口孝行)
- 第5章 フランス現代詩における抒情詩と叙事詩の交叉点―ジャン・フォランの詩をめぐって(森田俊吾)
- 第6章 スウィングする主体―ジャック・レダの詩学における詩とジャズ(中山慎太郎)
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