読むことのエチカ : ジャック・デリダとポール・ド・マン

書誌事項

読むことのエチカ : ジャック・デリダとポール・ド・マン

宮﨑裕助著

青土社, 2024.5

タイトル別名

The ethics of reading : Jacques Derrida and Paul de Man

読むことのエチカ : ジャックデリダとポールドマン

タイトル読み

ヨム コト ノ エチカ : ジャック・デリダ ト ポール・ド・マン

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注記

文献あり

収録内容

  • 読むことのエチカにむけて
  • ミニマル・コンセンサスの条件
  • 行為遂行的矛盾をめぐる不和
  • ソシュールのグラマトロジー
  • 限定的ミメーシスから全般的ミメーシスへ
  • 革命の印璽から残ったもの
  • 美的情動批判
  • 美学イデオロギーの回帰
  • 芸術の過去性と物質性
  • 来たるべき文献学にむけて
  • 読むことの盲目と洞察
  • 修辞的、遂行的
  • 法のテクスト/テクストの法
  • 弁解、機械、ランダムネス
  • 弁解機械作動中

内容説明・目次

内容説明

テクストという他者との遭遇。読むこと、見ること、書くこと、話すこと、聞くこと、判断すること。読み解くことの不可能性を前にしながら、わたしたちは日々テクストに向き合い、コミュニケーションをとり、生きている。ジャック・デリダとポール・ド・マンのテクストに真摯に問いかけながら織りなす、わたしたちの生と切っても切り離せない、「読むこと」の省察と実践。

目次

  • 序論 読むことのエチカにむけて
  • 1 プラグラマトロジーの開始―ジャック・デリダの言語論(ミニマル・コンセンサスの条件―テレコミュニケーションの論理と倫理;行為遂行的矛盾をめぐる不和―討議倫理学の脱構築;ソシュールのグラマトロジー―『一般言語学講義』を読むデリダを再読する;限定的ミメーシスから全般的ミメーシスへ―デリダ『散種』を読む;革命の印璽から残ったもの―ジャン・ジュネ『恋する虜』の余白に)
  • 2 美的なものの物質性―ポール・ド・マンの美学理論(美的情動批判―美学イデオロギー論再考;美学イデオロギーの回帰―シラーの「遊戯衝動」からカントの「物質的視覚」へ;芸術の過去性と物質性―ヘーゲル美学読解における象徴の問題;来るべき文献学にむけて―精読と逐字性)
  • 3 約束のアレゴリー―ジャック・デリダとポール・ド・マンのあいだ(読むことの盲目と洞察―自己脱構築をめぐって;修辞的、遂行的―構造主義と言語行為論の交叉;法のテクスト/テクストの法―ルソー『社会契約論』のキアスム読解;弁解、機械、ランダムネス―ルソーと読むことの倫理;弁解機械作動中―罪を読むこと/書くことの罪)

「BOOKデータベース」 より

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