紫式部と王朝文化のモノを読み解く : 唐物と源氏物語

Bibliographic Information

紫式部と王朝文化のモノを読み解く : 唐物と源氏物語

河添房江 [著]

(角川文庫, 23871)

KADOKAWA, 2023.10

Other Title

光源氏が愛した王朝ブランド品

角川ソフィア文庫

Title Transcription

ムラサキシキブ ト オウチョウ ブンカ ノ モノ オ ヨミトク : カラモノ ト ゲンジ モノガタリ

Available at  / 6 libraries

Note

『光源氏が愛した王朝ブランド品』 (角川選書 2008年刊) の改題・増補

ブックジャケットに「角川ソフィア文庫 C125-1」と記載あり

参考文献一覧: p283-289

参考サイト一覧: p292-293

Description and Table of Contents

Description

紫式部の生きた平安時代。今から約1000年前の王朝生活において、沈香、瑠璃壺、青磁、唐綾、毛皮などの舶来品は、高価で入手しにくく、貴族たちの富と権威の象徴であった。『源氏物語』や『枕草子』をはじめ、『竹取物語』『うつほ物語』『栄花物語』ほか王朝文学作品にも唐物は多く描かれている。舶来の「モノ」をキーワードに王朝文化の世界を読み解き、物語の登場人物の関係や、平安時代を生きた人々のこころを浮き彫りにする。

Table of Contents

  • 第1章 紫式部の人生と唐物
  • 第2章 王朝のフレグランス
  • 第3章 『源氏物語』のフレグランス
  • 第4章 王朝の交易ルート
  • 第5章 紫式部の情報源
  • 第6章 道長の海外ネットワークと唐物
  • 第7章 王朝のガラス
  • 第8章 王朝のブランド陶器
  • 第9章 王朝の毛皮ブーム
  • 第10章 渤海国と桐壺巻の「高麗人」
  • 第11章 紫式部の越前下向と対外意識
  • 第12章 舶来ブランドの男性コスチューム
  • 第13章 舶来ブランドの女性コスチューム
  • 第14章 王朝のインテリア
  • 第15章 王朝の紙の使いみち
  • 第16章 舶来ペットの功罪

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