北里柴三郎と感染症の時代 : ハンセン病、ペスト、インフルエンザを中心に

書誌事項

北里柴三郎と感染症の時代 : ハンセン病、ペスト、インフルエンザを中心に

新村拓著

法政大学出版局, 2024.5

タイトル別名

北里柴三郎と感染症の時代 : ハンセン病ペストインフルエンザを中心に

タイトル読み

キタサト シバサブロウ ト カンセンショウ ノ ジダイ : ハンセンビョウ、ペスト、インフルエンザ オ チュウシン ニ

大学図書館所蔵 件 / 71

この図書・雑誌をさがす

内容説明・目次

内容説明

国家衛生の実現に邁進した生涯。細菌学や衛生学の分野で偉大な功績を残し、「近代日本医学の父」として知られる北里柴三郎。慢性伝染病であるハンセン病と結核、急性伝染病であるペストとインフルエンザ、そしてコレラやジフテリアなどに対し、北里および研究所員らはいかに向き合い、新たな知を発見しようと努めたか。現代の公衆衛生、コロナ・ワクチン、ハンセン病訴訟等と絡めつつ、そのプロセスを追いかけた日本医療社会史の労作。

目次

  • 第1章 北里柴三郎に訓導された田尻寅雄の癩病治療
  • 第2章 慰廃園と回春病院を支援した北里柴三郎
  • 第3章 癩対策の世界的潮流から離れる日本
  • 第4章 急性伝染病ペストと衛生
  • 第5章 インフルエンザをめぐる北研と伝研の確執
  • 第6章 学用患者と済生会
  • 付論 温泉養生の経済効果と衛生

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

ページトップへ