ただ生きるアナキズム

書誌事項

ただ生きるアナキズム

森元斎著

青弓社, 2024.5

タイトル読み

タダ イキル アナキズム

大学図書館所蔵 件 / 43

この図書・雑誌をさがす

収録内容

  • 序に代えて
  • 東京の西から
  • ルー・リードとニューヨーク
  • 特異性の論争
  • キング・クリムゾンの残響
  • 少しづつ身体は死んでく
  • 土と音楽
  • after the requiem
  • 王をたたえない
  • 映画のなかのアナキズム
  • 俺たちは共産主義者だ
  • 「力」のための覚醒剤
  • チョッケツ、アジア
  • 狼の夢/夢の狼
  • 森崎民俗学序説
  • 瀬戸内寂聴のアナキズム
  • 悶え加勢すること
  • 鉱物的な眼
  • 地を這う精神
  • 月と靄
  • 石川三四郎における地球の思考
  • ダンスができない革命なんていらない
  • アナキズムの自然と自由
  • 抵抗とは生である
  • ロジャヴァ革命について

内容説明・目次

内容説明

音楽や映画、文学、思想を軽やかに跳躍して、ときには挑発的な、ときには軽妙な語り口で国家や資本主義と対峙する。そして、不断の努力と相互扶助で日々の営みを支え、小さなさざ波から大きな潮目を変えていく、日常にあるアナキズムの可能性を活写する。

目次

  • 音楽篇(東京の西から―フィッシュマンズについて;ルー・リードとニューヨーク;特異性の論争(ルビ:コントロヴァーシー)―プリンス、その経験の雫;キング・クリムゾンの残響―一九六九年の精神史;「少しづつ身体は死んでく」―ceroにまつわる思い出話;土と音楽)
  • 映画篇(after the requiem―ジャン=リュック・ゴダールの脱構成;王をたたえない―『バーフバリ』について;映画のなかのアナキズム―『金子文子と朴烈』(監督:イ・ジュンイク、二〇一七年)論;俺たちは共産主義者だ―『ギミー・デンジャー』;「力」のための覚醒剤―スパイク・リーのために;チョッケツ、アジア―空族『バンコクナイツ』;狼の夢/夢の狼―『狼を探して』(監督:キム・ミレ、二〇二〇年))
  • 文学篇(森崎民俗学序説―森崎和江における「水のゾミア」の思想;瀬戸内寂聴のアナキズム;悶え加勢すること―石牟礼道子について;鉱物的な眼―谷川雁;地を這う精神―『はだしのゲン』;月と靄―稲垣足穂におけるリーマンと相対性理論、タルホ・コスモロジー)
  • アナキズム思想篇(石川三四郎における地球の思考―ヨーロッパ滞在から土民生活へ;ダンスができない革命なんていらない―ルクリュからグレーバーまで;アナキズムの自然と自由―ブクチンとホワイトヘッド;抵抗とは生である;ロジャヴァ革命について)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

ページトップへ