最後に「ありがとう」と言えたなら
著者
書誌事項
最後に「ありがとう」と言えたなら
(新潮文庫, 11905,
新潮社, 2024.6
- タイトル別名
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最後にありがとうと言えたなら
- タイトル読み
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サイゴ ニ アリガトウ ト イエタナラ
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注記
単行本: 2021年刊
内容説明・目次
内容説明
亡くなった夫に頭を撫でて欲しいと願った妻。亡き母の髪を泣きながら洗った美容師になりたての娘。お気に入りの洋服を着て何度も抱っこされた、小さな体の重さ…。故人を棺へと移す納棺式にひとつとして同じものはない。悲しく辛い時間。しかし、生と死のはざまのごく限られた時間に、家族は絆を結び直していく。4000人以上のお別れをお手伝いしてきたベテラン納棺師が出会った、家族の物語。
目次
- 第1章 においのぬくもり 声のやすらぎ(「いい子、いい子」して欲しかった;桜の下の棺;悲しいのは当たり前だよね ほか)
- 第2章 旅立ちのための時間(生と死の間の時間;親父の思い出なんてない;最後のお風呂 ほか)
- 第3章 棺は人生の宝箱(鰻と日本酒と留袖と;あの世に何を持っていく?;「やっぱりお父さんだった」 ほか)
「BOOKデータベース」 より