書誌事項

世界は「見えない境界線」でできている

マキシム・サムソン著 ; 染田屋茂, 杉田真訳

かんき出版, 2024.6

タイトル別名

Invisible lines : boundaries and belts that define the world

世界は見えない境界線でできている

タイトル読み

セカイ ワ ミエナイ キョウカイセン デ デキテ イル

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内容説明・目次

内容説明

サッカーチームのサポーター立ち入り禁止区域から、不可解な進化の分岐点、デトロイトの悪名高き“8マイル・ロード”に沿って根強く残る人種分離、いまはもうない“鉄のカーテン”を越えるのを拒むシカの群れまで、地球上に存在する30の見えない線を探る。

目次

  • 第1部 「見えない境界線」が地球を理解するのに役立つ理由(ウォレス線―引いた線が現実のものになった;竜巻回廊―時間とともに変化していく境界線;赤道無風帯とサルガッソー海;南極周極流と南極収束線;北極樹木限界線;マラリア・ベルト;)
  • 第2部 「見えない境界線」が地球環境に影響をおよぼしている(コカラル・ダム―不平等、格差、分断を生んだ;秦嶺・淮河線―新エネで暖房格差はなくなるか?;グリーンベルト;チェルノブイリ立ち入り禁止区域;イーム;国際日付変更線)
  • 第3部 「見えない境界線」が人間に領有権を主張させている(トルデシリャス条約―世界一周によって、境界線が1本では足りなくなる?;ビル・タウィール―現実と仮想世界の境界線;アウトバック;地雷と構成体境界線;ブエノスアイレスのサッカー;ロサンゼルスのストリート・ギャング)
  • 第4部 「見えない境界線」は“私たち”と“彼ら”をどう分けているか(8マイル―人種だけでなく生活や心を分断するもの;パリの郊外―住宅危機と移民の増加によってスラム化;平和の壁;ベルリンの壁;ウラル山脈;ボスポラス海峡)
  • 第5部 「見えない境界線」は文化を守る砦(エルヴィム―物理的境界であり社会的境界でもある;アチェ―“道徳警察”のいる場所;北センチネル島;ブルターニュ地方の言語境界線;ドイツの方言境界線;バイブル・ベルト)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BD07265541
  • ISBN
    • 9784761277437
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 原本言語コード
    eng
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    438, xxvp
  • 大きさ
    19cm
  • 分類
  • 件名
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