神と人と言葉と : 評伝・立花隆

書誌事項

神と人と言葉と : 評伝・立花隆

武田徹著

中央公論新社, 2024.6

タイトル別名

Biography of Takashi Tachibana

神と人と言葉と : 評伝立花隆

タイトル読み

カミ ト ヒト ト コトバ ト : ヒョウデン・タチバナ タカシ

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注記

参考文献: p427-437

内容説明・目次

内容説明

神の言葉に背を向け、ジャーナリズムの限界を問い続けた。『田中角栄研究』『宇宙からの帰還』『脳死』など、ジャーナリストとして膨大な著作を残した「知の巨人」は、なぜ晩年、あえて非科学的な領域に踏み込み、批判を浴びたのか…。「語り得ない領域」に触れる詩や信仰の言葉を弄ぶことを禁じて、ファクトを積み重ねて突き進んでいた立花が、最晩年に小説や詩が醸す豊潤な世界に身を委ね、宗教と和解する必然を描きだした渾身のルポルタージュ。現代社会に問いを立て続け、書き、疾走した立花隆の原点と到達点を解き明かす。未公開対談「創作と現実の間」(大江健三郎×立花隆)を収録。

目次

  • 1 北京の聖家族
  • 2 焼け跡の知的欠食児
  • 3 二十歳のころの反核運動
  • 4 現代詩と神秘哲学
  • 5 ヤクザと言語哲学―週刊誌記者時代
  • 6 『論理哲学論考』の磁力圏―「田中角栄研究」
  • 7 ジャーナリズム+αへ―『宇宙からの帰還』
  • 8 もうひとつの調査報道―『脳死』
  • 9 相転移と踏み止まり―『脳死体験』
  • 10 東大教授になったジャーナリスト
  • 11 「立花先生、かなりヘンですよ」
  • 12 ニュー・サイエンスと「知の巨人」
  • 13 「あの世で会おう」―『武満徹・音楽創造への旅』
  • 14 回帰と和解のとき
  • 創作と現実の間―(対談)大江健三郎×立花隆

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BD07269790
  • ISBN
    • 9784120057922
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    437p
  • 大きさ
    20cm
  • 分類
  • 件名
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