指輪
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指輪
(ハルキ文庫, も6-1)
角川春樹事務所, 2024.6
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ユビワ
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Note
「イヤリング」(角川文庫 1986年刊)の改題
Contents of Works
- イヤリング
- 一等待合室
- 指輪
- 女たち
- ケアレス・ウィークエンド
- 不倫の理由
- 蒸発
- 別れた妻
Description and Table of Contents
Description
ほんの遊び心から婚約した渉と今日子。二人の指には、お揃いの銀の指輪がはめられている。今日子はいつしか渉との結婚を切望するようになっていった。しかし約束の日、渉からの電話はなかなか鳴らず…(「指輪」)。銀狐のコートに大きなサングラスをかけた女が、ファースト・クラス・ラウンジのソファーに腰をかけていた。その彼女に男が声をかけたが…(「一等待合室」)。女と男の欲望と、嘘と裏切り。情愛の行きつく果てとは―あまりに繊細でスリリングな珠玉の短編集、装いも新たに復活。
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