洛中洛外をゆく
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洛中洛外をゆく
(角川文庫, 23056,
KADOKAWA, 2022.2
- タイトル読み
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ラクチュウ ラクガイ オ ユク
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注記
対談: 澤田瞳子, 諸田玲子, 東山彰良, 小堀宗実
ジャケットのシリーズ番号: 時-は42-12
内容説明・目次
内容説明
人は美しく生きねばならない。義に生きる武士たちの清廉な生き様を描いた時代小説や、人生観揺るがす骨太の歴史小説で多くの読者を魅了し続けてきた作家・葉室麟。遺された作品の数々を紐解くことで、主人公に託した思いから、創作のなかでたどり着いた珠玉の人生観までを明らかにする。小説ゆかりの京都の名所案内を兼ねた、何度でも読み返したい一冊。澤田瞳子ほか、豪華対談とコラム「現代のことば」を書籍初収録!
目次
- 第1章 尾形光琳・乾山『乾山晩愁』(地味でもいい 葛藤とともに素直に生きる—光り輝くものだけが、この世に存在するわけではない;『乾山晩愁』に関連する場所)
- 第2章 海北友松『墨龍賦』(ごく普通に生きて いつしか“何者か”になる—生き惑いつつ、生き抜いた孤高の絵師;『墨龍賦』に関連する場所)
- 第3章 小堀遠州『孤篷のひと』(調和を重んじ 自分なりの美意識を守る—「天下を狙う茶」より「生き延びる茶」を;遠州をとおして 生き方を考える—生きている喜びを味わい、同時に死を前提にする茶 ほか)
- 第4章 現代のことば
- 第5章 葉室麟との対話(歴史の中心から描く 対談/澤田瞳子;歴史小説の可能性を探る 対談/諸田玲子 ほか)
「BOOKデータベース」 より