ヤマト王権誕生の真実 : 渡来王朝説からひもとく古代日本

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ヤマト王権誕生の真実 : 渡来王朝説からひもとく古代日本

仲島岳著

共栄書房, 2024.6

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ヤマト オウケン タンジョウ ノ シンジツ : トライ オウチョウセツ カラ ヒモトク コダイ ニホン

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主要参考文献: p272-274

Description and Table of Contents

Description

古墳時代のはじまりに何が起こったのか。日本史上もっとも謎に包まれている古墳時代。弥生から古墳期へと至る「空白の時代」に、「日本」はどう形作られていったのか。石渡史学を継承・発展させ、最新の科学的知見―「三重構造モデル」にも適合する「渡来王朝説」を精緻に発展・検証し、古代国家の様相を鮮やかに描き出す。

Table of Contents

  • 序章 「古墳時代の大量渡来」という新事実―古代史のモデルが変わる!(石渡史学=“応神天皇史観”;ジャーナリズムと学界の「反応と変化」―石渡史学の波及と副産物 ほか)
  • 第1章 渡来のリアリズム―DNA解析が明かす「大量渡来民」史観に見合った政治状況を考える(天皇そして日本人は「朝鮮半島にルーツがある」のか?―保守派知識人のある発言;ヤマト王権の誕生“9パターン”―「ポスト邪馬台国」像の描出が歴史家の真骨頂 ほか)
  • 第2章 「任那」の誕生と列島への進出・移遷―「渡来王」崇神によるヤマト王権の成立へ(加羅国の「列島進出」決断―首露の祖父・父世代の「連合王国」構想から;政治集団移動の神話・伝承―首露王のモデル人物、337年の渡来 ほか)
  • 第3章 応神の「新」王権と後継天皇たちの興亡―昆支と男弟王、そしてクーデター(崇神大王家への婿入りは定番理論に―「済=ホムダマワカ」の補助線で見える「武=応神」;「将軍」号を持つ男―461年、左賢王・コンキの来倭 ほか)

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