林達夫のドラマトゥルギー : 演技する反語的精神

書誌事項

林達夫のドラマトゥルギー : 演技する反語的精神

鷲巣力著

平凡社, 2024.6

タイトル読み

ハヤシ タツオ ノ ドラマトゥルギー : エンギ スル ハンゴテキ セイシン

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注記

主な参考文献: p384-387

林達夫略年譜: p388-394

内容説明・目次

内容説明

反戦、反権力、自由主義。戦前戦後を通じ、岩波書店、中央公論社、角川書店、平凡社などの出版社で書籍雑誌を編み、「饒舌な編集者」にして「寡黙な執筆者」として活動した林達夫。不透明な時代を生きるわれわれに強く響く、その思想と行動の軌跡。

目次

  • 第1幕 その精神形成(幼時のシアトル生活―西洋文化との出会い;家族と離れて福井に育つ―役割演技の習得 ほか)
  • 第2幕 存在証明としての翻訳(ブッセ『イエス』―出発点としての翻訳;ブリュンティエール『仏蘭西文学史序説』―絶版と改訳 ほか)
  • 第3幕 思想運動としての編集(雑誌『思想』と「岩波講座 世界思潮」;野呂栄太郎と「日本資本主義発達史講座」 ほか)
  • 第4幕 方法としての反語(反語を駆使した評論―沈黙という雄弁;シェークスピア・ガーデンと「鶏を飼う」 ほか)
  • 第5幕 何が林達夫を支えたのか(林達夫における変化と持続;“聖なるもの”への共感―聖フランチェスコ・野呂栄太郎・隠れ切支丹 ほか)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BD07486824
  • ISBN
    • 9784582839630
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    394p
  • 大きさ
    20cm
  • 分類
  • 件名
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