黒色火薬の時代 : 中華帝国の火薬兵器興亡史

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黒色火薬の時代 : 中華帝国の火薬兵器興亡史

トニオ・アンドラーデ著 ; 加藤朗訳

芙蓉書房出版, 2024.6

タイトル別名

The gunpowder age : China, military innovation, and the rise of the West in world history

タイトル読み

コクショク カヤク ノ ジダイ : チュウカ テイコク ノ カヤク ヘイキ コウボウシ

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内容説明・目次

内容説明

火薬も、銃砲も、三段撃ちも中国の発明だった!にもかかわらず、なぜ中国はヨーロッパや日本にも軍事的におくれをとったのか。そしてその中国が、なぜ今、大軍拡を行っているのか。この疑問に答えるべく、黒色火薬の時代(宋〜清)に火薬兵器をめぐっておきた中国とヨーロッパ諸国との軍事的大分岐を解き明かしたグローバル・ヒストリー。

目次

  • 序章 中国の軍事的パターンの歴史的展開
  • 第1部 中国のはじまり(試練の時―宋・戦国時代;初期の火薬戦争;モンゴルの戦争と鉄砲の進化;洪武の英雄―火薬皇帝)
  • 第2部 ヨーロッパの銃砲(中世の銃砲;大砲;ヨーロッパにおける古式砲の発展;ヨーロッパにおける火薬の時代;大砲をもった食人鬼たち―中国とポルトガルの衝突(1521〜1522年))
  • 第3部 均衡の時代(フランキ砲;集団訓練、規律そして西洋の台頭;東アジアのマスケット銃;17世紀―均衡の時代?;ヨーロッパの海軍の優位性;ルネサンス要塞―ヨーロッパ拡大の基盤か?)
  • 第4部 軍事的大分岐(アヘン戦争と大分岐;近代化の時―アヘン戦争改革;中国の近代化と火薬時代の終焉)
  • 終章 新たな戦国時代の到来か?

「BOOKデータベース」 より

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