バビロンの路上で : 律法に抗う散歩者の夢想
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書誌事項
バビロンの路上で : 律法に抗う散歩者の夢想
以文社, 2024.6
- タイトル別名
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On the road in Babylon : reveries of an antinomian walker
- タイトル読み
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バビロン ノ ロジョウ デ : リッポウ ニ アラガウ サンポシャ ノ ムソウ
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内容説明・目次
内容説明
歩く階級闘争。台湾キリスト教会の牧師の父、共に学び闘った同志たち、アメリカ帝国が築く都市の風景―酩酊と追憶のなかで、個人史の情念は民衆蜂起の欲望と接続し、解放主義的キリスト教の叛逆精神は自律マルクス主義の革命理論と合一する。霊と肉、求道と背徳の狭間を自己破壊的に彷徨する異端の歴史学者が語る現代の福音書にして、ラディカル・オートバイオグラフィ。盟友・栗原康による解説「「謎のアメリカ人」マニュエル・ヤン小伝」収録。
目次
- 第1部 父(Five Rock Big Montain Churchの夢;父の死と遺産;思いのままに吹く風と再生 ほか)
- 第2部 子(帝国主義の原罪を贖う「解放の神学」;市民的不服従の全質変化;インフルエンザからの逃走 ほか)
- 第3部 聖霊(『天路歴程』の「まどろみ状態のラディカリズム」;アナキスト人類学者と大衆の死;歩くということ ほか)
「BOOKデータベース」 より