近代仏教とは何か : その思想と実践

書誌事項

近代仏教とは何か : その思想と実践

碧海寿広著

青土社, 2024.7

タイトル読み

キンダイ ブッキョウ トワ ナニカ : ソノ シソウ ト ジッセン

収録内容
  • 近代仏教とは何か
  • 吉田久一と清沢満之
  • 清沢満之と近角常観
  • 青年文化としての仏教日曜学校
  • 近代仏教と神道
  • 日本回帰の思想構造
  • 仏教ジャーナリスト大拙
  • 高楠順次郎と親鸞
  • 昭和初期の仏教/キリスト教論争
  • 儀礼と近代仏教
  • 破戒の国の戒律論
  • 教養主義、生命主義、日本宗教
  • 役行者の近代
  • 仏教民俗学の思想
  • 五来重と仏教民俗学の誕生
  • 梅原猛の仏教思想
  • 仏教者瀬戸内寂聴
  • 俗なる聖性を求めて
内容説明・目次

内容説明

仏教はどこから来て、何であり、どこへ行くのか。近代において仏教には静かな革命が起こっていた。僧侶に限らず、個人や俗人が、さまざまな垣根を超えて活躍し、社会や時代のなかで仏教はその内実を再編成していった。清沢満之、近角常観、亀井勝一郎、鈴木大拙、高楠順次郎、五来重、梅原猛、瀬戸内寂聴…。気鋭の研究者が「近代仏教」を透徹したまなざしで見つめる、決定版。

目次

  • 近代仏教とは何か
  • A 学知・精神・国家(吉田久一と清沢満之;清沢満之と近角常観;青年文化としての仏教日曜学校―大正期における「子ども」の仏教;近代仏教と神道;日本回帰の思想構造―亀井勝一郎におけるキリスト教と親鸞;仏教ジャーナリスト大拙;高楠順次郎と親鸞―グローバル世界の仏教学者;昭和初期の仏教/キリスト教論争―高楠順次郎を中心として)
  • B 実践・生命・民俗(儀礼と近代仏教―『新仏教』の論説から;破戒の国の戒律論―「半透明の規範」の歴史;教養主義、生命主義、日本宗教;役行者の近代;仏教民俗学の思想―五来重について;五来重と仏教民俗学の誕生;梅原猛の仏教思想;仏教者 瀬戸内寂聴)
  • 俗なる聖性を求めて

「BOOKデータベース」 より

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