帝国アメリカがゆずるとき : 譲歩と圧力の非対称同盟

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帝国アメリカがゆずるとき : 譲歩と圧力の非対称同盟

玉置敦彦著

岩波書店, 2024.6

Title Transcription

テイコク アメリカ ガ ユズル トキ : ジョウホ ト アツリョク ノ ヒタイショウ ドウメイ

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Note

2014年に東京大学大学院法学政治学研究科に提出した博士論文 (「帝国と同盟 : 非対称同盟の理論」) を基礎に、全面的な加筆・修正を加えたもの

索引: 巻末p1-6

Description and Table of Contents

Description

超大国の同盟政策のメカニズムを解き明かす。強大な力を誇る「帝国」アメリカは、同盟国に圧力をかけるだけでなく、ときに同盟国に有利となる政策を自ら選択してきた。ベトナム戦争期の日米・米韓・米比同盟を一次史料に基づいて検討し、非対称同盟を理論的に解明する。

Table of Contents

  • 序章 アメリカが「ゆずる」ということ
  • 第1章 同盟概念の再検討
  • 第2章 非対称同盟における譲歩と圧力―提携の理論
  • 第3章 提携理論とアメリカの非対称同盟
  • 第4章 日米同盟―安定による拘束と負担分担の狭間で
  • 第5章 米韓同盟―圧力と見返り援助の政治力学
  • 第6章 米比同盟―信頼と不信の同盟論
  • 終章 衰退する帝国と非対称同盟

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