名前を言わない戦争 : 終わらないコンゴ紛争
著者
書誌事項
名前を言わない戦争 : 終わらないコンゴ紛争
白水社, 2024.6
- タイトル別名
-
The war that doesn't say its name : the unending conflict in the Congo
- タイトル読み
-
ナマエ オ イワナイ センソウ : オワラナイ コンゴ フンソウ
大学図書館所蔵 件 / 全7件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
注記
監訳: 武内進一
原著(Princeton University Press, 2021)の全訳
引用文献: p346
文献一覧: pxix-xxxv
内容説明・目次
内容説明
コンゴ民主共和国の武力紛争は、「終わらない戦争」と呼ばれる。そこでは、暴力、動員、権力とアイデンティティをめぐる確執が繰り返され、紛争を生存と利益の源とする軍人や政治家からなる「軍事的ブルジョワジー」が出現している。本書は、30年におよぶ紛争の主要なプレーヤーである、コンゴとルワンダの両国家と主な武装勢力に焦点をあて、その歴史を詳細に跡づける。そのうえで、コンゴ紛争のダイナミクスをもとに、アフリカやその他諸国の紛争も踏まえつつ、交戦当事者の利益とそれが生じる社会構造に着目した紛争理論を提示する。
目次
- 第1章 序論
- 第2章 歴史的背景
- 第3章 コンゴ紛争を説明する
- 第4章 国家の役割―コンゴとルワンダ
- 第5章 理論―インボリューション、分裂、軍事的ブルジョワジー
- 第6章 人民防衛国民会議(CNDP)と三月二三日運動(M23)
- 第7章 ライア・ムトンボキ
- 第8章 イトゥリとコンゴ愛国者同盟(UPC)
- 第9章 平和創造とコンゴ
「BOOKデータベース」 より