『忘れられた日本人』の舞台を旅する : 宮本常一の軌跡

書誌事項

『忘れられた日本人』の舞台を旅する : 宮本常一の軌跡

木村哲也著

(河出文庫, [き17-1])

河出書房新社, 2024.7

タイトル別名

忘れられた日本人の舞台を旅する : 宮本常一の軌跡

タイトル読み

『ワスレラレタ ニホンジン』ノ ブタイ オ タビスル : ミヤモト ツネイチ ノ キセキ

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注記

2006年刊の文庫化

シリーズ番号はブックジャケットによる

内容説明・目次

内容説明

日本各地、文字通り津津浦浦を歩きに歩いた宮本常一の傑作『忘れられた日本人』。その舞台十箇所を、ぎりぎりの費用で二度三度ていねいにたどり直し、宮本が会った人、その縁者に取材し続けた旅の記録。若き民俗学徒が脚で拓いた、宮本民俗学を今に引き継ぐ、青春の記念碑。

目次

  • 1 ふるさとの島より―「私の祖父」「世間師(一)」山口県大島郡東和町長崎(現周防大島町)の旅
  • 2 世間師に会いにゆく―「世間師(二)」大阪府河内長野市滝畑の旅
  • 3 文字をもつということ―「文字をもつ伝承者(一)」島根県邑智郡瑞穂町田所鱒渕(現邑南町)の旅
  • 4 篤農家の消えたあとで―「文字をもつ伝承者(二)」福島県いわき市平北神谷の旅
  • 5 それぞれの「土佐源氏」―「土佐源氏」高知県高岡郡梼原町茶や谷の旅
  • 6 山に生きる人びと―「土佐寺川夜話」高知県土佐郡本川村寺川(現吾川郡いの町)の旅
  • 7 海をひらいた人びと―「梶田富五郎翁」長崎県下県郡厳原町浅藻(現対馬市)の旅
  • 8 島の文化―「対馬にて」「村の寄りあい」長崎県上県郡上県町伊奈・佐護・佐須奈(現対馬市)の旅
  • 9 現代版「名倉談義」―「名倉談義」愛知県北設楽郡設楽町名倉の旅
  • 10 ふたたび島へ―「女の世間」「子供をさがす」山口県大島郡東和町長崎・沖家室島、久賀町(現周防大島町)の旅

「BOOKデータベース」 より

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