賃金とは何か : 職務給の蹉跌と所属給の呪縛

書誌事項

賃金とは何か : 職務給の蹉跌と所属給の呪縛

濱口桂一郎著

(朝日新書, 963)

朝日新聞出版, 2024.7

タイトル読み

チンギン トワ ナニカ : ショクムキュウ ノ サテツ ト ショゾクキュウ ノ ジュバク

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内容説明・目次

内容説明

上げなくても上がるから上げないので上がらない日本の賃金―その仕組みとは。日本の賃金制度は、どのように確立されてきたのか。ベースアップや定期昇給とは何か?そもそも賃上げなのか?今日の大きな政策課題となっている「賃金」について、「決め方」「上げ方」「支え方」の側面から徹底検証。今後の在り方を議論するための、基礎知識を詰め込んだ必携の書。

目次

  • 序章 雇用システム論の基礎の基礎
  • 第1部 賃金の決め方(戦前期の賃金制度;戦時期の賃金制度;戦後期の賃金制度;高度成長期の賃金制度;安定成長期の賃金制度;低成長期の賃金制度)
  • 第2部 賃金の上げ方(船員という例外;「ベースアップ」の誕生;ベースアップに対抗する「定期昇給」の登場;春闘の展開と生産性基準原理;企業主義時代の賃金;ベアロゼと定昇堅持の時代;官製春闘の時代)
  • 第3部 賃金の支え方(最低賃金制の確立;最低賃金制の展開;最低賃金類似の諸制度)
  • 終章 なぜ日本の賃金は上がらないのか

「BOOKデータベース」 より

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