梶井基次郎の文学研究
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書誌事項
梶井基次郎の文学研究
(古閑章著作集 / 古閑章著, 第10巻 . 文学研究||ブンガク ケンキュウ ; 3)
南方新社, 2023.7
- 前篇
- タイトル読み
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カジイ モトジロウ ノ ブンガク ケンキュウ
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梶井基次郎の文学研究 : 文学研究3
BD03495142
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梶井基次郎の文学研究 : 文学研究3
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内容説明・目次
内容説明
梶井文学研究の集大成。いまなお、多くのファンを持つ梶井基次郎。初期習作〜「檸檬」〜「冬の日」〜「闇の絵巻」を経て「のんきな患者」に至る各作品について、執筆過程を検証して全容を明らかにする。著者の古閑章は、梶井基次郎研究の第一人者である。
目次
第1部 本論篇―書き手研究と作品研究(方法の磁場;総説―梶井文学の展望;初期習作の世界―小説家への道;「瀬山の話」―その内実と同時代文学との連関;「檸檬」―善美の象徴;「城のある町にて」―死(病気)と生(性)のロンド;「泥濘」と「路上」―精神のぬかるみと書くことの意味;「橡の花」―小説の方法;凝視のメカニズム―「ある心の風景」「Kの昇天」「桜の樹の下には」「ある崖上の感情」;「冬の日」―青春の絶唱;「蒼穹」と「筧の話」―「闇」の現前;「冬の蝿」―運命の背中;他者意識の変容―梶井書簡を視座として;「愛撫」―生の安らぎ;「闇の絵巻」―「闇」の深化;「交尾」―視線のゆくえ;「のんきな患者」―現実への回帰;展望・その問いかけるもの―梶井文学における“推敲”の重要性)
「BOOKデータベース」 より