紙の魚の棲むところ : 「書物」について
著者
書誌事項
紙の魚の棲むところ : 「書物」について
青土社, 2024.7
- タイトル別名
-
紙の魚の棲むところ : 書物について
- タイトル読み
-
カミ ノ サカナ ノ スム トコロ : 「ショモツ」ニ ツイテ
大学図書館所蔵 件 / 全13件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
注記
文献あり
内容説明・目次
内容説明
武田百合子、こうの史代、石牟礼道子、細田守、赤塚不二夫、立川談志、やなせたかし、荒川弘、宮沢賢治、大江健三郎、瀬戸内寂聴―かれらの作品世界のなかでかすかに蠢いている、けったいで、不器用で、たよりないものたち。それらに耳を澄ませることで、意味に絡めとられたこの世界に、わずかな綻びをもたらす。渾身の思想的エッセイ。言葉の海へ、意味の外へ。
目次
- 1(終わらない確認;覚え損ねたあのひとの記憶/書き留められた大文字の歴史;たじろぎ、あわいに立つものは)
- 2(モンスターとはなにものか;前のめり、つんのめって…;Too Late To Die!)
- 3(不格好で弱くあるきみは…;哀しみを背負うものたち―等価交換の不/可能性;木はおぼろでひかりは惑ひ)
- 4(菊の花弁は増殖し…;NOWHERE=NOW HERE―物質の海へ)
- 5(場所―死者と生者と)
「BOOKデータベース」 より