教育とケアへのホリスティック・アプローチ : 共生/癒し/全体性

書誌事項

教育とケアへのホリスティック・アプローチ : 共生/癒し/全体性

吉田敦彦, 河野桃子, 孫美幸編著

勁草書房, 2024.7

タイトル別名

Holistic approach

教育とケアへのホリスティックアプローチ : 共生癒し全体性

タイトル読み

キョウイク ト ケア エノ ホリスティック・アプローチ : キョウセイ/イヤシ/ゼンタイセイ

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注記

文献あり

日本における「ホリスティック教育」をめぐる動向(年表): p256-266

収録内容

  • ホリスティック・アプローチとは何か / 吉田敦彦 著
  • 教育の人類中心主義を問い直す / 永田佳之 著
  • コモナリティから考えるホールスクール・アプローチ / 曽我幸代 著
  • ホリスティックな多文化共生教育 / 孫美幸 著
  • 対話主義は何を恢復するか / 池田華子 著
  • 「癒すこと」としての教育と調和 / 河野桃子 著
  • 多様性の受容における超越性の意義 / 奥本陽子 著
  • 「全体性」という困難 / 森岡次郎 著
  • 教師が国家という「全体」と向き合うための一つのレッスン / 西村拓生 著
  • 「ホーリズム」再考 / 吉田敦彦 著
  • 看護分野におけるホリスティック・アプローチの概観 / 青木芳恵 著
  • 日本を中心とした「ホリスティック教育」の30年 / 福若眞人 著

内容説明・目次

内容説明

混迷の時代に鍛え直す思想と実践。「ホリスティック」な教育やケアをキーワードに、現代の重要課題について、哲学思想、臨床教育、ESD(持続可能な開発のための教育)、多文化共生教育など、分野を超えた研究者=実践者が検討を行い、ホリスティック教育/ケアの現在地を明らかにする。

目次

  • ホリスティック・アプローチとは何か―定義、理論モデル、人類史的意義
  • 1 共生/ESD/多文化(教育の人類中心主義を問い直す―再想像力ではぐくむ惑星意識;コモナリティから考えるホールスクール・アプローチ―社会変容をもたらす「共」のふるまい;ホリスティックな多文化共生教育―脱植民地化の視点から考える)
  • 2 癒し/対話/超越性(対話主義は何を恢復するか―水平方向および垂直方向のポリフォニーの観点から;「癒すこと」としての教育と調和―シュタイナー教育思想における「健康」概念に着目して;多様性の受容における超越性の意義―Ch.テイラーからみたR.シュタイナーの地平論)
  • 3 全体性/国家/平和(「全体性」という困難―エマニュエル・レヴィナス『全体性と無限』を中心に;教師が国家という「全体」と向き合うための一つのレッスン―戦中の木村素衞による「意味の争奪戦」の戦い方;「ホーリズム」再考―提唱者にして国連憲章前文の起草者スマツッツに遡って)
  • 教育・看護分野での動向(看護分野におけるホリスティック・アプローチの概観―国際動向を中心に;日本を中心とした「ホリスティック教育」の30年)

「BOOKデータベース」 より

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