電子相関法・密度汎関数理論編

書誌事項

電子相関法・密度汎関数理論編

中井浩巳著

(手で解く量子化学, 2)

丸善出版, 2024.1

機械可読データファイル(リモートファイル)

タイトル別名

電子相関法密度汎関数理論編

タイトル読み

デンシ ソウカンホウ・ミツド ハンカンスウ リロンヘン

電子リソースにアクセスする 全1

大学図書館所蔵 件 / 1

この図書・雑誌をさがす

注記

索引: p[205]-212

内容説明・目次

内容説明

量子化学計算プログラムの進歩は目覚ましく、いまや化学研究において不可欠なツールとなっている。一方、プログラムに実装されている内容は、量子化学の教科書で述べられる「解析的な定式化」とは大きく異なり、その理論的背景を理解するのは難しい。本書は、量子化学計算プログラムで用いられている作業方程式(working equation)を実際に「手で解く」ことで、その理論的背景の理解を目指した書籍である。2巻では、定量性を高めるために欠かせない電子相関の理論を、多数の演習問題や「手で解く課題」とともに解説する。近年多用されている密度汎関数理論(DFT)については第5章で取り上げる。また、巻末に掲載された問題の詳解は、読者の理解を大いに助けるであろう。著者による長年の大学院教育の成果を凝縮した、渾身の一冊。

目次

  • 1 配置間相互作用法
  • 2 多体摂動論
  • 3 結合クラスター法
  • 4 多体Green関数法
  • 5 密度汎関数理論
  • 演習問題 解答
  • 補遺:交換相関汎関数
  • 付録1:HeH系の分子積分
  • 付録2:HeH+の軌道エネルギーと分子軌道

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

ページトップへ