書誌事項

撤退学の可能性を問う

堀田新五郎, 林尚之編著

晃洋書房, 2024.6

タイトル読み

テッタイガク ノ カノウセイ オ トウ

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注記

参考文献: 各章末

収録内容

  • 向きを変える企て / 堀田新五郎 著
  • 何からの撤退か / 安村克己 著
  • 国土政策からみた撤退的知性の必要性 / 作野広和 著
  • 生存をめぐる危機対応と撤退の両義性 / 林尚之 著
  • 科学神話が誘う政策の迷路 / 樫本喜一 著
  • 近代日本の救貧・衛生行政の思想史 / 林尚之 著
  • 「孤独・孤立」の言説史 / 梅田直美 著
  • 「実感」が自由をもたらす / 青木真兵 著
  • 森へ駆け込み暮らしを建てる / 伊藤洋志 著
  • 都市の中で撤退する / 松岡慧祐 著
  • 建築における撤退の可能性について / 光嶋裕介 著

内容説明・目次

内容説明

我々はいま、巨大な生活習慣病を患っている。既存の社会システムを持続させる限り、地球温暖化も少子化も地方衰退もとどまるところをしらず、いつか破局的な事態が訪れはしないか?大事なのは、既存システムの「持続可能性」ではない。そこからの「撤退」である。いまこそ「撤退」を「学ぶ」ことの意義と可能性が問われなければならない。

目次

  • 第1部 加速する社会と撤退(向きを変える企て―創造パラダイムへの転換;何からの撤退か―高度近代化と対決する撤退学;国土政策からみた撤退的知性の必要性―「ナショナル・ミニマム」から「ローカル・オプティマム」へ;生存をめぐる危機対応と撤退の両義性―「コロナ禍」の対応に着目して)
  • 第2部 撤退を不可能にする力学の史的解明(科学神話が誘う政策の迷路―殖産興業から原子力立国へ至る道程;近代日本の救貧・衛生行政の思想史―「自助」という惰性を断ち切るために;「孤独・孤立」の言説史―社会システムから外れる人々をめぐって)
  • 第3部 「撤退=創造」の実践的探究(「実感」が自由をもたらす―山村における私設図書館活動の実践から;森へ駆け込み暮らしを建てる―撤退方法論とその意味;都市の中で撤退する―「創造都市」から考える撤退=創造の可能性;建築における撤退の可能性について―建築を生きるための考察)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BD07940087
  • ISBN
    • 9784771038523
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    京都
  • ページ数/冊数
    xvii, 314p
  • 大きさ
    22cm
  • 分類
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