戦争論 : ロジェ・カイヨワ : 文明という果てしない暴力

書誌事項

戦争論 : ロジェ・カイヨワ : 文明という果てしない暴力

西谷修著

(NHK「100分de名著」ブックス)

NHK出版, 2024.7

タイトル別名

Bellone ou la pente de la guerre : Roger Caillois

ロジェ・カイヨワ 戦争論 : 文明という果てしない暴力

タイトル読み

センソウロン : ロジェ カイヨワ : ブンメイ ト イウ ハテシナイ ボウリョク

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注記

読書案内: p187-190

ロジェ・カイヨワのプロフィール(年譜): p21

「NHK100分de 名著」において、2019年8月に放送された「ロジェ・カイヨワ 戦争論」のテキストを底本として加筆・修正し、新たにブックス特別章「文明的戦争からサバイバーの共生世界へ-西洋的原理からの脱却」、読書案内などを収載したもの。

内容説明・目次

内容説明

『遊びと人間』で知られる哲学者・社会学者が、人類はなぜ戦争を避けることができなかったのかを徹底的に分析した『戦争論』。著者自身が「戦争が人間の心と精神とを如何にひきつけ恍惚とさせるかを研究したもの」と述べた本書を手がかりに、いまも続く戦争の「本質」を探る。

目次

  • 第1章 近代的戦争の誕生(戦争の女神ベローナ;著者カイヨワについて―バタイユとの関係 ほか)
  • 第2章 戦争の新たな次元「全体戦争」(国家と「死」―ナショナリズムの誕生;「全体戦争」 ほか)
  • 第3章 内的体験としての戦争(「聖なるもの」とは何か;神なき神秘体験―バタイユの「内的体験」 ほか)
  • 第4章 戦争への傾きとストッパー(「絶対的戦争」の翌日に;核兵器―冷戦時代の幕開け ほか)
  • ブックス特別章 文明的戦争からサバイバーの共生世界へ―西洋的原理からの脱却(戦争へと傾く世界;「戦いの文明」とその成就 ほか)

「BOOKデータベース」 より

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