脱露 : シベリア民間人抑留、凍土からの帰還
著者
書誌事項
脱露 : シベリア民間人抑留、凍土からの帰還
KADOKAWA, 2024.7
- タイトル別名
-
脱露 : シベリア民間人抑留凍土からの帰還
- タイトル読み
-
ダツロ : シベリア ミンカンジン ヨクリュウ トウド カラ ノ キカン
大学図書館所蔵 全15件
  青森
  岩手
  宮城
  秋田
  山形
  福島
  茨城
  栃木
  群馬
  埼玉
  千葉
  東京
  神奈川
  新潟
  富山
  石川
  福井
  山梨
  長野
  岐阜
  静岡
  愛知
  三重
  滋賀
  京都
  大阪
  兵庫
  奈良
  和歌山
  鳥取
  島根
  岡山
  広島
  山口
  徳島
  香川
  愛媛
  高知
  福岡
  佐賀
  長崎
  熊本
  大分
  宮崎
  鹿児島
  沖縄
  韓国
  中国
  タイ
  イギリス
  ドイツ
  スイス
  フランス
  ベルギー
  オランダ
  スウェーデン
  ノルウェー
  アメリカ
この図書・雑誌をさがす
注記
シベリア民間人抑留未帰還者一覧: p348-351
主要史料・論文・エッセイ・参考文献・映像一覧: p352-356
内容説明・目次
内容説明
抑留と残留、双方の運命を背負わされた「民間人」たち。鉄道員、炭鉱夫、大工、運転手…。敗戦後の南樺太で彼らは突然逮捕された。彼らや密航者は囚人としてラーゲリに連行され、苛酷な労働の刑期が明けてもソ連各地に強制移住させられる。さらに、組織も名簿も持たないため引揚げ事業の対象外となり、生き延びるためにソ連国籍を取得すると、日本政府は数百人にのぼるシベリア民間人抑留者を「自己意思残留者」として切り捨てた。ソ連崩壊後、彼らは“発見”される―。国がなくとも何者でなくとも生き抜いた男たちとその家族の、格闘と尊厳の軌跡。
目次
- 序章 もうひとつの抑留史―南樺太から囚人としてシベリアに抑留された民間人
- 第1章 “幽霊”からの帰還―植木武廣(シベリア)
- 第2章 “再会”という苦悩、女たちの抑留―木村鉄五郎(シベリア)
- 第3章 母親は一三年間「戦時死亡宣告」を拒み続けた―佐藤弘(シベリア)
- 第4章 六六年を経て日露の家族がひとつになった日―結城三好(シベリア)
- 第5章 一三歳の密航者、カザフスタンで「サムライ」となる―三浦正雄(カザフスタン)
- 補章 もうひとつの物語―村上一子
- 第6章 奴隷のような日々を生き抜く―伊藤實(カザフスタン)
- 第7章 決死の脱走、KGBの監視下に置かれ続けた男―熊谷長谷雄(マイコープ)
- 第8章 受け入れなかった故国、死去二四年後の死亡届―圓子賢次(ウクライナ)
- 終章 シベリア民間人抑留者群像
「BOOKデータベース」 より