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ネルヴァル伝

クロード・ピショワ, ミシェル・ブリックス著 ; 田口亜紀, 辻川慶子, 畑浩一郎訳

水声社, 2024.8

Other Title

Gérard de Nerval

Title Transcription

ネルヴァル デン

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Note

原著 (Fayard, 1995) の全訳

Description and Table of Contents

Description

ジャーナリズムが勃興した19世紀フランスにおいて、旅行記、劇評、戯曲、評伝、風刺文など、多方面で活躍したロマン主義の詩人ネルヴァル。“シュルレアリスムの先駆者”、“神秘的”とされがちな作家の実像は一方で、文芸をとりまく時代のメディアに深く関わっていた。作家の出生から自死にいたるまで、新発見の資料を渉猟しその謎多き人生に迫る。

Table of Contents

  • ジェラールの四つの家系
  • エチエンヌ・ラブリュニー医師
  • 子供時代―パリ、モルトフォンテーヌ、サン=ジェルマン
  • 作家デビューとバカロレア取得(一八二六‐一八二九年)
  • 一八三〇年
  • “若きフランス”と“ブーザンゴ”(一八三〇‐一八三二年)
  • プチ・セナークルからイタリア旅行の帰還まで(一八三二‐一八三四年)
  • ドワイエネ通りと『演劇界』創刊(一八三四‐一八三六年)
  • 「金髪の探索」へ―旅、幻影(一八三六年)
  • 破産を乗り越えて―“ピキーヨ”、ジャーナリズム活動(一八三七‐一八三八年)
  • “レオ・ビュルカール”と一八三八年のドイツ旅行(一八三八‐一八三九年)
  • ウィーン(一八三九‐一八四〇年)
  • ウィーン旅行後から二度目のベルギー旅行(一八四〇‐一八四一年)
  • 一八四一年の狂気の発作
  • 一八四三年の東方紀行
  • 一八四四年一月から一八四六年四月まで
  • 一八四六年五月から一八四七年一二月まで
  • 第二共和政下にて(一八四八年一月‐一八五〇年春)
  • バルザックの死からクーデターへ(一八五〇年夏‐一八五一年一二月)
  • “ハールレムの版画師”から『ボヘミアの小さな城』へ(一八五二年)
  • デュボワ診療所からブランシュ診療所へ(一八五三年初旬−一八五四年五月二七日)
  • 最後のドイツ旅行(一八五四年六月−七月)
  • 変容なき死

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