中世寺院の風景 : 中世民衆の生活と心性

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中世寺院の風景 : 中世民衆の生活と心性

細川涼一著

(法蔵館文庫, [ほ2-1])

法藏館, 2024.8

タイトル読み

チュウセイ ジイン ノ フウケイ : チュウセイ ミンシュウ ノ セイカツ ト シンセイ

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注記

新曜社1997年刊の文庫化

シリーズ番号はブックジャケットによる

内容説明・目次

内容説明

中世寺院を舞台として、中世の人々は何を願いどのように生きたのか。小野小町伝説が伝わる随心院と伝承の担い手、平家滅亡後生き残った建礼門院たちが尼となり生きた寂光院、法隆寺の裁判権と断罪の対象となった寺僧・民衆、像内納入品に見る庶民の信仰心、橋勧進と律僧の交通路整備、南都七大寺の年中行事など、多様な事例の史料を緻密に読み解き、そこに色濃く残る中世の人々の生活、思考・心情を解き明かす。

目次

  • 第1章 番場蓮華寺と一向俊聖
  • 第2章 京都・小野小町伝説の道
  • 第3章 中世の尼と尼寺―建礼門院とその女房を中心に
  • 第4章 戦国時代の法隆寺と門前検断―『衆分成敗引付』を中心に
  • 第5章 庶民の願い極楽浄土―海印寺寂照院・光林寺の像内納入文書から
  • 第6章 鎌倉仏教の勧進活動―律宗の勧進活動を中心に
  • 第7章 源実朝室西八条禅尼と遍照心院
  • 第8章 中世大安寺の年中行事
  • 第9章 延方普門院の船越地蔵と忍性

「BOOKデータベース」 より

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