京に鬼の棲む里ありて
著者
書誌事項
京に鬼の棲む里ありて
(新潮文庫, 11937,
新潮社, 2024.9
- タイトル読み
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ミヤコ ニ オニ ノ スム サト アリテ
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収録内容
- 鬼の里
- ざこねの夜
- 朧の清水
- 愚禿
- 糺の森
- 母たちの大奥
内容説明・目次
内容説明
比叡山麓の八瀬に住む人々は帝を守る鬼の子孫だと自らを誇る。里の娘かやは、貴人が囲う美貌の男妾、夜叉丸の世話をするうちに彼の苦しみを知り…(「鬼の里」)。仏道に邁進する私は、煩悩に溺れる者たちに呆れて比叡山を下りた。しかし洛中の六角堂で百日参籠を始めると、蠱惑的な香りの花を手に女が私を惑わせる…(「愚禿」)。嫉妬に劣情、尽きぬ欲望。男女の生き様を炙り出す京都時代短編集。
「BOOKデータベース」 より