自由は脆い
著者
書誌事項
自由は脆い
みすず書房, 2024.8
- タイトル別名
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La libertà è fragile
- タイトル読み
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ジユウ ワ モロイ
並立書誌 全1件
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自由は脆い / カルロ・ギンズブルグ [著] ; 上村忠男編訳
BD08407244
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自由は脆い / カルロ・ギンズブルグ [著] ; 上村忠男編訳
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収録内容
- 啓示の覆いを取り除く
- ホッブズの目に見えない標的
- テクスト、イメージ、複製
- 聖なる社会学
- フェイク・ニュース?
- 自由は脆い
- ファシズムには未来がある
内容説明・目次
内容説明
世俗権力は過去の宗教的シンボルと道具を利用してきた。そしてファシズムがテクノロジーを利用して再作動している。「大衆の操作」は古くて新しい問題なのだ。「恐怖」が思想の基本的概念であったホッブズに先駆し、「自発的隷従」を提示したラ・ボエシ。自然の中に殺戮の連鎖を視たヴォルテールや抑制されない暴力を思考したサドなどに拠り、ファシズムやナチズムの新しさに魅惑されつつ応答したバタイユたちの「聖なる社会学」。著者へのオンライン版インタビュー「ファシズムには未来がある」など。新しい文献学を模索する歴史家の最新論考集である。
目次
- 第1章 啓示の覆いを取り除く
- 第2章 ホッブズの目に見えない標的―ラ・ボエシ『自発的隷従』の受容について
- 第3章 テクスト、イメージ、複製―ヴァルター・ベンヤミンの肩の上に乗って
- 第4章 聖なる社会学―コレージュ・ド・ソシオロジーにかんする二、三の省察
- 第5章 フェイク・ニュース?
- 第6章 自由は脆い―一冊の(ほとんど)忘れられた本についての省察
- 付録 ファシズムには未来がある
「BOOKデータベース」 より